鳥せい帯広中央店。
十勝平野の南西部に位置する中札内村は、1985年に「有機農業の村」を宣言し地域を挙げて安全で良質な農畜産物の生産に取り組んでいます。このような環境のなかで生産された新鮮な若どりが、鳥せいチェーンのために出荷されています。
炭火で焼くとなぜ旨いのか?ポイントはふたつあります。炭火から放射される遠赤外線は食材を直加熱し、ガスなどと異なり燃焼時に水分が発生しません。そのため肉の表面が膜状にパリッと乾き食材の旨みを逃さないのです。また網焼きすることで肉の表面からにじみ出す余分な油分が下に落ちさっぱりと仕上がります。そして忘れるわけにはいかないのが、香ばしさという「スパイス」炭火焼きが旨いのは当然の理由があったのです。
約農場での飼育は、独自の基準を細かく定め、非遺伝子組み換え飼料のみを使用し、安全な若どりを出荷するために獣医師、食鶏検査員、専門技術者等の出荷管理スタッフも万全の体制で作業にあたっております。
焼鳥とは比べようもないほど大きくカットされた鳥せいの炭火焼きは、備長炭のような固く強い火では黒コゲになってしまうため、道産なら炭の柔らかく優しい火でじっくりと20分~30分かけて焼き上げていきます。手羽、むね肉、ももと大きさも形も異なる肉を、特注の焼き台とはいえ、場所によって火力の異なる炭火で仕上げる様は、まさに職人の技。皮に傷をつけないよう医療用のピンセットを使用し、細心の注意を払って焼き上げます。